当院について
About Clinic

2024年春に松江市大庭町に開院しました、たけだ医院 院長 武田洋平です。
島根県松江市出身で、大庭小学校から島大附中、松江南高に通い、幼少期を地域のみなさまに育てていただきました。鳥取大学卒業後は愛知県がんセンター中央病院、鳥取赤十字病院、鳥取大学医学部附属病院で臨床・研究・教育に従事しました。卒後20年目を迎えて、松江の方々のために働きたいと思うようになっていたところ、ご縁があって出身の大庭に開院できました。
病院勤務時の専門は総合内科と消化器内科で、特に内視鏡技術と消化器癌の化学療法を担当していました。ますます発展する医療分野において、その質は追求し続けなければ保てないと考えております。総合内科診療と成人病の通院治療はもちろんのこと、これまでの経験を活かし、地域の皆様の健康で穏やかな生活を守るため、これからも知識と技術を研鑽します。
地域の皆様とのコミュニケーションを大切にし、スタッフ一丸となり皆様の立場に立った医療の提供を行ってまいります。

• 院長
• 武田 洋平
• Yohei Takeda

この度、たけだ医院で一緒に診療をすることになりました、兄の武田賢一です。
本籍は奥出雲町、出身は松江市です。祖父は獣医師、父親・母親が薬剤師をしていました。幼い頃の夏休みには、奥出雲で祖父の家畜往診によく連いていき、祖父が大きな牛を相手に診療をするのが怖くてたまらなかった反面、獣医師はとても大切な職業だなと感じた事を覚えています。松江で薬剤師として働く両親のもと高校時代まで過ごし、気が付くと、進路は理系・医療系となっていました。
鳥取大学医学部を卒業後、同大学の呼吸器膠原病内科に入局し、大学病院、鳥取県立中央病院、松江赤十字病院、松江市立病院などで一般内科と呼吸器内科の診療を行いました。鳥取大学に戻ってからは、所属していた「がん」グループで診療・研究・教育に従事しました。根治の難しい｢がん｣ですが、決して諦めない姿勢で臨めば、患者さんの生活を少しでも豊かにすることができることに強いやりがいを感じていました。基礎研究にも大変興味があり、医学博士の学位取得後も研究を続け、アメリカ合衆国アラバマ州のMichell Cancer Institute海外留学も経験しました。妻と娘、息子を日本に残し渡米したので、留学中は街の中に一人も日本人がいない状況でしたが、世界各国から研究に来ていた留学生達と研究に励み、日常生活をともにし、充実した日々を送る事ができ精神的にも鍛えられました。
２０１８年から松江市立病院で勤務をすることになり、地元に帰ってきたなという思いで、大変うれしかったことを覚えています。大学での研究・教育から完全に離れて、全エフォートが診療になりました。多忙を極めましたが、疾病でお困りの患者さんを前にすると、自分のもつ全力で問題に取り組む習慣があり、毎日あっという間に時間が過ぎ、気づけば６年がたっていました。
２０２４年４月に弟が地元松江に戻り、たけだ医院を開設しました。できることが限られている診療所であっても、むしろ診療所だからできる診療もあるということを見て感じました。二人兄弟の長男ですので、幼い頃から調べて、理解し、発見することは得意です。患者さんやご家族からの相談にはいつでも真摯に向き合い、最良の方法を提案できると思います。どうぞよろしくお願いします。

• 副院長
• 武田 賢一
• Kenichi Takeda